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パプアニューギニア出張 ~ヤイボス診療所を訪れて~
Apinun tru!(こんにちは)
パプアニューギニア事業プロジェクト・マネジャーの寺田です。

7月から活動が開始した、できたてホヤホヤの事業、パプアニューギニアプロジェクト。
先日の保健局の方々との話し合いで、活動対象となる2つの診療所が決定しました。

一つ目はヤイボス診療所(Yaibos Health Centre)。

今日はこの診療所の様子をお伝えします。

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↑ヤイボス診療所

エンガ州の首都ワバッグから車で約1時間程度のところにあります。
この診療所はルーテル教会とエンガ州政府が共同で運営をしているそうです。
スタッフは看護師2人とコミュニティ・ヘルス・ワーカー(日本の准看護師さん
のようなもの。2年間の専門学校で資格がとれます。)3人です。

この5人で、一般外来と小児外来、一般の入院とお産をすべて診ています。

ここの診療所には医師や助産師はいません。

看護師さんたちが患者さんを診て、治療もして、お薬も出します。
お産もとりあげます。


パプアニューギニアの看護師さんたちはたくましいですよ~

2
↑産前健診にて患者さんに問診をするコミュニティ・ヘルス・ワーカーのエリスさん

その他にも、診療所が遠くて来られない人たちのために、
モバイルクリニックとよばれる車に医療機材を積んで診療を行うサービスを
定期的に行っています。
ここでは月に一回、11カ所で行うことになっているそうです。

そんなとても忙しい診療所ですが、
予防接種や健診の記録の付け方がとても丁寧で驚きました。

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「子ども手帳」と「妊娠手帳」の登録番号と台帳で管理ができるのだそうです。
もととなる台帳があるので、手帳を無くしてしまっても、
赤ちゃんの予防接種の時期がわかります。
立派な保健医療システムですね。

電子化はもちろんのこと、住民登録の制度もいきわたっていないこの地域で
これだけの記録を残すことは本当に大変だなあと、脱帽です。

そんなカッコいい看護師さんたちがバリバリ働く診療所ですが、
設備の状況に驚きました。


こちらは分娩室。

吸引分娩のための器具や、ライトなど、置いてある器具がすべて壊れていました…
分娩台も、これではお母さんの足はどこにいくのでしょう
十分にいきめなさそうですよね…

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こちらは、処置室。

ここはまあまあですかね…
薬の補充システムは比較的充実しているようです。

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そして、こちらは、出産後に赤ちゃんとお母さんが休むための部屋です。

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何にもないではないですか!

お話を聞いてみると、診療所にはお金がないからこういった設備は買えないそうです。
ベッドのマットレスなどは、お産に来る人が自分で全部持ってくるのだそうです

前もって泊まる施設もないため、近所の人々は陣痛が始まってから診療所に来ます。
そんな状態でマットレスを持っては来られないですよね…

また、ここの診療所では対処しきれないような難しい容態の患者さんやお母さんは
車で30分ほど離れた病院を紹介するらしいのですが、
去年の9月に診療所の車が盗難にあってからは
患者さんに自分たちで車を見つけて病院まで行ってもらっているのだそうです。
時には点滴をつけたまま、バスで移動しているとか…

自分がそのような状況になってしまったらどうしよう…
予想以上の状況に、思わず言葉がでませんでした…


でも、これをなんとかするための活動です!

気を取り直して、話し合い開始。

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この状況を改善するためには誰に何を相談したら良いのか、
中心となる人々は誰なのか、保健局?教会?病院?患者さん?それとも自分たち診療所のスタッフ?

改善に向けて診療所の中ではどんなことができるのか、
これから時間をかけて話し合っていくことになりました。

とても長い道のりになりそうですが、
キラキラとした目でやりがいをもって働いている看護師さんたちのためにも
解決できる方法を一緒に探していきたいと思っています。


まだ始まったばかりの事業ですが、
現場の人々が必要としていることが少しずつ見えてきました。

できるだけ、彼らが必要としていることに沿った活動にしたいと思います。

引き続き活動を進めてまいりますので、
どうか応援のほど、よろしくお願いいたします。

次回は、このもう一か所の診療所の様子をお伝えします。
それではまた。
Lukim yu gen long sampela taim!

(プロジェクト・マネジャー 寺田美和)



マンスリーサポーター募集!
パプアニューギニア事業では、
エンガ州の女性の健康をめざして、
活動を応援してくださる方を募集しています。
ぜひご一緒に、女性が元気に暮らせる村づくりをしていきましょう!

↓下記のページより、パプアニューギニアの欄からお申込ください
http://www.hands.or.jp/pagesj/09_2_donation.html
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Team Manager
ありがとう!

Hi. I'm Dooyoun Jeong, a team manager at global health NGO, Medipeace. Medipeace is headquartered in Seoul, and we are also carrying a project in PNG. Since I follow a page of HANDS at Facebook and also speak Japanese, I read this article with interest. If it is allowable, I would like to be shared the project details of HANDS, and we are also willing to share the project plan.

We are conducting a project in Central Province and Eastern Highland Province.

Thanks!

Dooyoun Jeong
Re: Team Manager
Dooyoun Jeongさん、

Thank you for your comment.
We would appreciate it if you could share our project.
We are still making the detailed plan of the project with the people in PNG.
Will write blog and FB if there is any progress.
Pls look forward to it.

best regards,
Yuko uchida
Marketing Officer
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特定非営利活動法人HANDS(Health and Development Service)

Author:特定非営利活動法人HANDS(Health and Development Service)
HANDSは国際的な保健医療協力を通して世界の人びとが自らの健康を守ることができる社会の実現を目指す特定非営利活動法人(NPO法人)として設立されました(2001年3月2日法人格取得)。活動詳細はHANDSホームページをご覧下さい。

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