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ジブチで頑張る30代女性(助産師研修に参加したラハマさんインタビュー)
4月の後半に助産師を対象としたスキルアップのための研修をおこないました。

今回、研修に参加した助産師のなかから、ハヤブレ(Hayableh)保健センターに
お勤めのラハマ(Rahma)さんにお話しを伺いました。ハヤブレ保健センターは
ジブチ市内でも貧困層が多いと言われているバルバラ(Balbala)地区にあります。

ラハマさんは30代前半で、5歳の男の子と2歳の女の子の二人のお子さんのお母さん。
大学では商学を学び、大学の講師をめざしていましたが、職が見つからず、
テレビ局のプログラム作りやマーケティング、私立学校の臨時講師を一年おきに
転々としていました。

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(左がラハマさん。右はプロジェクトの現地スタッフ。同じくラハマさん。)

安定した職業に就きたいと思い、ふたたび大学講師に挑戦したけれども失敗。
そんな中、2008年の長男を出産した際に出会った助産師さんたちととてもいい関係が
持てたことを思い出しました。
また、二人の子どもの母となったことで、子どもたちのためになる職業に就きたいと思い、
助産師養成学校受験を決意しました。

2010年から3年間、助産師学校で学び、現在は助産師2年目です。


*ジブチで女性が目指せる、安定した職業と言えば、、、
①教師 ②秘書 ③助産師 の3つくらい、とのこと。
ちなみに看護師はジブチでは元々男性の職業で、今も全体の7割ほどは男性が
占めます。


Q.なぜ研修に参加したのですか?
まだ私は助産師2年目で、経験も浅いですし、もっと知識をつけるためにも、
この研修にはぜひ参加したいって思っていました。
他の研修にも参加していますが、JICAの研修を以前受けた同じ職場の助産師から、
産科医、蘇生医、小児科医などの、さまざまな専門家が色んな最新情報を
教えてくれるいい研修だと聞いていたので、私も新しい知識を身につけたい
と思って来ました。


Q.印象に残った研修は?
はじめて受けた吸引分娩の講義と実技の研修ですね。
講義と実技、両方ともやってもらえるのがありがたいです。
実際の現場で自分たちがすることだから、正しい方法を知っておくことは重要だと
思っています。
とても興味を持って取り組むことができました。
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(講師(中央)に指導してもらいながら同僚と二人で吸引分娩の実技(左がラハマさん))


Q.この研修を今後どう活かしていきたいですか?
今回の研修内容は、すぐにでも毎日の仕事に活かせるものがたくさんありました。
特にパルトグラム(※)です。
今までは2時間おきに書くものだと思っていましたが、30分おきに観察して、
色々な情報を記録していくことが重要だということに気付きました。
きちんと記録することで、正常な分娩が難産になる可能性にすぐに気付くことができ、
対応につなげられることがわかりました。

今回の講義でたくさんの正しい情報をもらったおかげで、今後、いいやり方で
仕事ができそうです。

※パルトグラムとは ・・・・
お母さんとお腹の中の赤ちゃんの健康状態や分娩の進行状況が一目で
わかるように記載される図。助産師(医療従事者)が、分娩の経過が
適切かどうか判断しやすい形式になっている。



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(新生児の救急措置実習をおこなうラハマさん(右))


★最後に・・・ラハマさんの今後の目標や夢を教えてください。
この先10年くらいは、助産師としての知識と経験を積んで、ゆくゆくは新生児ケアの
分野のスペシャリストになりたいと思っています。
その後は…また、その時に考えます!

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(一緒に研修を受けた仲間たちと)


笑顔が素敵な明るいラハマさん。
この研修を楽しみにして来てくれたと言うだけあって、どの講義・実習にも
積極的に参加していました。
今回このインタビューを通して、ジブチという国で生きる女性の人生の一端を
垣間見ることができ、困難な状況の中でもやりたいことに前向きに挑戦する
ラハマさんの姿や言葉から、私自身が元気をもらいました。
この国の未来のためにがんばるラハマさんのような助産師の皆さんを
私もできる限りサポートしていきたいと思います。

(ジブチ担当:山中)

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