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2008/11
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※パネルディスカッション(11/8)
母子手帳国際会議、初日の続き。。。

第2部
※パネルディスカッション※

パネルディスカッション

インドネシア、タイ、ベトナム、バングラデッシュ代表による報告がありましたぁ。

インドネシア:
1993年のパイロットスタディから現在までの経緯が紹介され、今では様々な保健医療サービスを統合する役割を母子手帳が担っています。
そして、なんとなんとっ!!
2004年には大臣令ができているので、母子手帳の配布が規定されているようです。
これは、日本の母子保健法のように、きちんと配布が法律に明記されている国が少ない中、画期的なことですね★

タイ:
1985年に導入されています。驚きました、随分と歴史がありますねぇ~。
その後、目覚しい母子保健指標に改善がみられたようです。
代表の方によると、タイの母子手帳の特徴はHIV/AIDSやサラセミア(貧血)など国内で課題となっていることを、多く盛り込んでいるそうです。
こういうのが、その国独自のものとしてとってもいいですね~!!

ベトナム:
現在、部分的に導入が始まっているようですが、今後、全国的な普及をしていく!!という意気込み★★★
とっても素晴らしいです。
南北に長~い国土で山も多く、どうしても都市部と山岳部の格差があるようです。
母子手帳の普及によって、全ての母子に基本的な医療サービスが1日も早く届くといいですね。

バングラデッシュ:
これまで、Treatment Card、Antenatal Card、Immunization Cardなど様々な種類のカードが用いられていたようです。
あまりにもたくさんの種類のカードがあるので、お母さん方は失くしたり、健診に持ってくるのを忘れたり…。
日本のように必ず母子手帳を(習慣として)健診に持っていくことは、すごいことなのです、実は。
母子手帳によって、カードの情報が1つのハンドブックになりました。
お母さん方と医療者との良いのコミュニケーションツールとなり、知識も増え、安全な出産や育児に役立っているようです^^。

それぞれの国から、独自の母子手帳の開発・導入・普及に関する報告がされ、来場された方々とのディスカッションもすべて、私にとってはとても勉強になりました。

<かど>
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第6回母子手帳国際会議
何日も、いやいやHANDSや共催の大阪大学さんにとっては
何ヶ月も準備をしてきた第6回母子手帳国際会議が、この度東京で開催されました。

国際会議オープニング

第1回が1998年に日本で開催されてから、インドネシア、タイ、ベトナムと
アジアの各国をまわり、本年度再び東京に戻ってきました。

3日間あったので、これから少しずつその内容をご紹介できればと思いまーす。

まず初日。

11月8日(土)

母子手帳国際会議初日


これは、国連大学のウ・タント国際会議場です。
このように、本当に各地から沢山の人にご参加いただきました。
その参加人数、なんとっ!!

320名です。

このうち、一般参加の方が236名だったそうです。
すごいですね。
皆さんのご関心の高さにただただ驚くばかりです。

そして、『母子手帳』ってこんなに多くの人を引き合わせる力を持っているなんて。。。
新たな魅力を再発見したような気持ちでした。

以下の方々によるオープニング・セレモニー「世界に広がる母子手帳」から始まり、、、

●武見敬三氏(ハーバード大学公衆衛生大学院)
●上田善久氏(独立行政法人国際協力機構(JICA) 理事)
●池上清子氏(国連人口基金(UNFPA)東京事務所 所長)
●≪ビデオメッセージ≫
 Dan Rohrmann氏(国際連合児童基金(UNICEF)東京事務所 代表)
●中村安秀(大阪大学大学院人間科学研究科 教授/特定非営利活動法人HANDS 代表理事)

タイ・インドネシア・ベトナム・バングラディシュの方々による
パネルディスカッションへと続きました。

日本発の『母子手帳』について語る各国代表の姿から熱いものを感じる時間、
まだまだ続きます。。。

<かど>

第23回日本国際保健医療学会♪
みなさま

昨日は失礼いたしました。
では、日本国際保健医療学会についてご報告いたしますね。
ここでは、主にHANDSとそのスタッフの活躍についてです。

第23回日本国際保健医療学会学術大会

今年は、10月25・26日に国立国際医療センターにて開催されました。
皆さん、参加されましたでしょうか?
そして、HANDSブースをご覧いただけましたでしょうか?

 ↓↓↓
第23回日本国際保健医療学会

お立ち寄りいただいた方々、どうもありがとうございました。

ブースの他にも我らの事務局長<よこ>さんが人材育成ワークショップで
『NGOスタッフにもとめられるもの』をテーマに事前のアンケート結果を発表されたり、
HANDSのインドネシアやブラジルプロジェクトの発表などもありました。

そして、それだけに終わらず、HANDSの才能あふれるスタッフ陣による
ポスター発表も行われましたーっ!!

例えば、ラオス・タイなどで行われた個人の研究成果や
HANDSのケニアプロジェクトのポスター発表などもあり、
来場者の方々と意見交換をされている姿はとっても★素敵★でした。

kokusaihokennagano_20081119150223.jpg


私もいつかこのように何か発表できれば。。。いいのですが。。。
頑張ります^^

<かど>
定例会議とは?
みなさま

こんにちは。
お元気でしょうか?
すっかり朝晩の冷え込みが厳しくなりましたね。
私は少しばかり体調を崩しておりますが、今日も(先ほどまで)定例会議に出席してました。

定例会議とは?

毎週火曜日スタッフが顔をそろえて各担当プロジェクトの進捗状況を共有し、
今現在抱えているお仕事について発表する場です。

我らの事務局長<よこ>さんは「出席者全員に発言の機会を!!」を
大切にしてくださっているので、
もちろんインターンである私も参加しています。

プロジェクトがどのように進められ、その中でどのような課題があったり、
それをどのように乗り越えているのか、などが報告されます。

例えば、
ブラジルの市長選の結果とHANDSのプロジェクトとの関係とか。
スーダン・ホンジュラスでのベースライン調査の進み具合とか。

現場担当者の方々から入ってくる生の声も聞けて非常に勉強になりまーす^^。
他では決して聞くことのできない、私にとっては貴重な勉強の場なのです。

というのは、
実は今回書こうとしていたことではなく。。。

実際は先月末にあった
国際保健医療学会にHANDSも参加させていただいていたので、
そのご報告をしたいと思います。
あとは、最近のビッグイベント、第6回母子手帳国際会議についてです。

次回。。。必ず。。。
しばしお待ちください。。。

みなさんも体調管理くれぐれもお気を付けください!!

<かど>
マニコレでの独立記念日パレードにたくさんの日の丸が!
なぜかマニコレではブラジルの独立記念日にたくさんの日の丸が沿道で振られていました。
(皇太子殿下がいらしたわけではありません。残念ながら。)
日本移民百周年の一環で日本移民とHANDSの功績を称えて行なわれたのです。
記事には出ていませんがHANDSがテーマのグループもあって、現在の「学校保健プロジェクト」「アグロフォレストリー普及プロジェクト」や過去の「遠隔地緊急通信搬送システム構築」「CHW・コミュニティ強化プロジェクト」などがテーマの行進もありました。


着物と日の丸

着物と日の丸。着物は僕が貸してあげた浴衣をモデルにマニコレで注文して作っていました。



学校保健プロジェクト

学校保健プロジェクト


アグロフォレストリー

アグロフォレストリープロジェクト


日本の女子高生風

なぜか日本の女子高生風・・・。日本に関する資料をたくさん渡した中から選んでマニコレで作ったようです。なんか妙に色っぽいのですが・・・



以下
=有料メールマガジン「ブラジル新聞」=
発行日:毎週月曜から金曜(日本時間の火曜~土曜)週5回、日本語
発行責任者 :ニッケイ新聞社:Editora Jornalistica Uniao Nikkey Ltda.
より抜粋

■アマゾンど真ん中で百周年を祝う=アマゾナス=州都から船で2晩のマニコレ市=9月の独立記念日パレードで

 アマゾンのど真ん中、日系人がほとんどいないアマゾナス州マニコレ市で九月七日、ブラジル独立記念日のパレードで、日本移民百周年がテーマにされていたことが先ごろ分かった。同市の人口は四万六千人弱。州都マナウス市から直線距離で南へ約四百キロ近く、船なら二晩かかるという。これは市が独自に決めたもので、エウダ・ルジア・ダス・ネーヴェス・ゴメス教育局長は、「日本移民百周年はブラジル全体で祝っていた。テレビでもよくやっていたから、これはいいと思って選んだ」
と理由を述べた。「とても美しいパレードになった」。
 同パレードには、公立・私立校の小学校から高校までの生徒約一万人が参加した。来年アマゾン入植八十周年を迎えることもあり、「アマゾナス州への日本移民の重要性」と書かれた幕をもった生徒を先頭に、着物姿、柔道着などの衣装を身に着け、黄緑旗と日章旗の色の大きな扇子を手にした子供たちが元気に行進したという。
 隊列の所々には「一九二九年に調査隊がグアラナ栽培」などと年表を掲げ、パレードが入植の歴史を象徴するような構成になっていた。
 同地に住む唯一の日系人、カトリック修道女のカナシロ・サチコ・マリアさん(64、二世)は着物姿で山車の上に乗った。「日本移民を代表して乗せてもらって大変光栄」と喜ぶ。三年前に聖市から赴任しているが、いずれ戻るという。「またリベルダーデでヤキソバ食べたいわ」。
 唯一の日本人は、JICAブラジル事務所の支援をうけ、遠隔地の学校に保健衛生知識を普及するプロジェクトなどを進めている、日本のNGO団体HANSから派遣される定森徹さん(40、千葉県出身)だ。仕事の都合で参加できず、「とても残念」と語った。

ちなみにこのメルマガ、有料版と少し遅れて配信される無料版があります。ブラジルの様々な情報が日本語で得られます。よろしければ以下からどうぞ。
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★第6回母子手帳国際会議★
みなさん、こんにちは。
<かど>です。

いよいよ今週末にせまった第6回母子手帳国際会議!!

第6回母子手帳国際会議

<第6回母子手帳国際会議>

皆さん、参加登録はお済みでしょうか?
日本発の母子手帳が海外でもその国独自のもが開発され、
使われるようになってきています。

すごいことですよね。

HANDSでは、第6回母子手帳国際会議に向けて
大阪大学さんと着々と準備を進めて参りました。

また、この会議には以下の団体からもご協賛いただいています。

国連児童基金(ユニセフ)
国連人口基金(UNFPA)
母子衛生研究会

当日は、国内外から多くのゲストをお招きしているので、様々な議論が飛び交うこと間違いなしっ☆!※

そして、皆さん忙し~い業務の中、力を合わせて一生懸命準備してきたので、素晴らしい会になることも間違いなしっ☆!※

ぜひ、お楽しみに★

<かど>
♪カムカム♪
みなさま

ブラジルプロジェクト写真展「Life in Amazon」、友人と一緒に見に行ってきました!!

BARということでどんな雰囲気か。。。やや緊張。。。

クワトロエスプラス


でしたが、とってもアットホームな雰囲気のお店でしたー。
特にHANDSで見慣れた素晴らしブラジルの写真たちに囲まれていたからかも!?

お酒もお料理も世界各国のものが堪能でき、どれも美味しく大満足★★★

当日は、ちょうど
「カムカムプロジェクト in ペルー」というイベントが開催されていて、
ペルーのアマゾンで行われているカムカム栽培についてのご講演がありました。

私たちは「カムカムって何ですか?」から始まり、
それがアセロラの様な(?)フルーツだということを勉強してきましたっ。
カクテルにもしていただいて、美味しくいただいてきましたよ。

ブラジルとは逆側から見たアマゾンの話も興味深く、食事を楽しみつつ
おしゃべりも楽しみつつ、とても良い時間を持つことができました。

皆様も是非っ!!
国際協力BAR 4s+(クワトロエスプラス)

私たちの最近のメールは、もっぱら「カムカム~」で始まり
「カムカム~」で終わるという、
ちょっとした挨拶にもなったりしています(笑)

<かど>
HAPPY BIRTHDAY<にし>さん!!
みなさま、

我らのプログラム・オフィサー<にし>さんのお誕生日会です!!

<にし>さんのお誕生会

ロウソクを立てて、ハッピーバースデーを歌い、みんなで美味しくケーキいただきました。

が、この直前までミーティング、そしてその直後も皆さん慌ただしく仕事に戻る、
といったのがHANDSの日常です。

僅かな時間ですが、こうして嬉しいひと時を皆で共有できるのがHANDSのいい所☆

<にし>さん、本当におめでとうございました!!

ですが、実はこれは先月の出来事なのですぅ~

<にし>さんご本人はホンジュラスプロジェクトのお仕事で、
今現在はホンジュラスにおられます。
(記事のアップが遅くなりすみませんでしたっ。。。)

<かど>
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特定非営利活動法人HANDS(Health and Development Service)

Author:特定非営利活動法人HANDS(Health and Development Service)
HANDSは国際的な保健医療協力を通して世界の人びとが自らの健康を守ることができる社会の実現を目指す特定非営利活動法人(NPO法人)として設立されました(2001年3月2日法人格取得)。活動詳細はHANDSホームページをご覧下さい。

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