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2007/02
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妊産婦ケア研修
今期の SAMIKIKE project 最後の研修、「妊産婦ケア研修」を先週終えました。

この研修は、ヘルスセンターで働く助産師だけでなく、各コミュニティのリーダー的存在にも参加してもらいました。

今回の研修の大きなテーマは、「妊産婦の緊急状態に備えて、コミュニティ、ヘルスセンターでどのようなことが出来るか?」でした。

参加者はとてもこのテーマに関心をもって下さったようです。今後のそれぞれのコミュニティ、ヘルスセンターでの活動が楽しみです。

(妊産婦ケア専門家 北川)
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アマゾンのヒョウ、マニコレ君
マナティーに続いて動物ネタでもう一本いきます。
20070209060137.jpg

実は以前、僕はうちでヒョウを保護していました。
しかも一番貴重で、一番強力なOnca Pintado(斑点ヒョウ)!

ルーラルエリアへ行った際、住民が子ヒョウを飼っていたのですが、だんだん大きくなり始めてもてあましているのを見つけたのです。

「これはもうしばらくすると、どうしようもなくなって殺しちゃうんだろうなあ」という感じでした。それで、その後、引き取ってきたのです。

もちろんIBAMA(Instituto Brasileiro do Meio Ambiente e dos Recursos Renovaveis、ブラジル環境・再生可能資源院。自然保護関係の責任機関)マニコレ支所には事前に話を通しておきました(外国人が貴重な野生動物の違法売買をしているなんて疑われて捕まったら大変なことになりますから)。IBAMAのほうでマナウスにある野生動物保護センターに送ってくれることになったのです。

このヒョウ君、生後数ヶ月くらいだったそうですが、それでも中型犬くらいの大きさでした。腕はものすごく太く、手も大人の手のひらほどもありました。初日には朝から牛肉500グラム、魚1.5キロをたいらげました。

話によると、大人になると体重百数十キロを超えて、牛も一発で倒すそうです。知り合いの人は牧場で、この種類の豹が100キロほどの子牛を一撃で殺し、その首根っこを噛んで、首をグイッと振り上げ担いで去っていくのを見たことがあるそうです。どうもワニ、アナコンダと並ぶアマゾン最強の生き物のようです。

しかし、IBAMA、のらりくらりと引取りを伸ばして、結局一ヶ月以上、このヒョウ君、うちに居候していました。なにせヒョウ君を保護していって、IBAMAに知らせに行くとこんな感じでした。
「おう、例のヒョウ、連れてきたからヨロシク!」
「えっ、ホントに連れてきたの?!じゃあ急いで書類作らなきゃ!」
「おいおい今から書類かよ!!

そもそも、野生動物を保護してIBAMAに渡そうなんて考える酔狂な人間はここでは僕くらいしかいないようで、なんとIBAMAマニコレ支所、檻すら持っていないことが発覚しました。いくらなんでも自然保護を担当しているんだから、それくらいは持っとけ!

家畜が殺されたりすることも多いようで、ヒョウはここでは害獣扱い、住民は見かけると殺そうとするようです。なかなか、この人間と野生動物のすみわけと言うのは難しい問題です。

親が河を渡って、子ヒョウだけが取り残されていたのを捕まえた、とこのヒョウの元飼い主は言っていましたが、実際には親ヒョウを殺したのでは、という気がします。ルーラルエリアでは、普通の貧しい家にもライフルがあったり豹の毛皮がかけてあったりするケースは珍しくありません。

先日も、ルーラルの一般の家でお昼をご馳走になった時、「Anta(バク)の肉だ」と言って食べさせてくれました。

たしかにこういったルーラルエリアでは生きるために狩りもしないといけないわけですが、それでは野生動物も減っていって、いずれ狩りもできなくなってしまいます。なにか良い方法があるといいのですが。

しかし、このヒョウ、最初の1週間、馴れる様子は全く無く、せっせとえさやら水やらを上げている僕をしょっちゅう威嚇していました。「恩知らずなヤツめ。引き取らなかったらそのうち毛皮にされていたのに」という感じでした。

しかしその後、新しく大きな檻を注文して引越しをしてからはご機嫌になり、その後はすっかり馴れて、遊んだり、頭をなでたりできるようになりました。とはいえ、遊んでいたら引っかかれて結構血が出たりしたこともありましたが・・・なにせ爪がすごいので。

しかし1ヶ月間の居候中、えさ代も馬鹿になりませんでした。自分で食べる分とえさの分、と思って肉を買ってきたのに、結局全部食われて、晩のおかずはどうしよう・・・なんてことも。

その後、ようやくマナウスのIBAMAから鉄製の檻が送られてきて、ヒョウ君は船でマナウスのIBAMAの野生動物保護所へ送られていきました。しかし、IBAMA、檻を送ってきただけで、付き添いの人もなし。餌もなし。船の人に聞くと「そんな、ヒョウの餌なんてないよ」
ってマナウスまで3日間断食かい!?しょうがないので僕が肉屋で肉を3キロほど買い、船のおっさんに「これをやってくれよ、頼むぜおっさん」と渡しました。

しかし、後日、このヒョウの事がマナウスの新聞に載っていてそれを読むと「ヒョウはマニコレから栄養失調状態でマナウスに着いた。IBAMAが保護をしたが、マニコレではきちんと世話をされていなかったようでウンヌン」

あの肉、船のおっさん自分で食いやがったな・・・

ま、ときかく、このヒョウ君、その後、元気にやっているそうです。名前は「マニコレ」と名づけられ、マナウス一番の高級ホテルHotel Tropicalの中庭にある動物園に飼われているとか。Hotel Tropicalは日本からのツアー客の定宿です。

みなさん、もしマナウスへ行かれる際はどうぞマニコレ君に会いに行ってくださいネ。
アマゾンのマナティー、マナコレ君
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IBAMA(再生可能資源院)マニコレ支所にPeixe Boi(ジュゴンとかマナティーとか呼ばれている、水棲の哺乳類)の赤ちゃんがいるとのこと。そりゃ見てこなくちゃ!(いや、もちろん仕事終わってからですよ。仕事サボって行ったわけではありません)

マデイラ川沿いのコミュニティで捕獲されたそうでした。でもお母さんは殺されちゃったのかな?その辺ははっきりしません。
でも赤ちゃんが一人っきり(一匹っきり?)ということはきっとお母さんが殺されちゃったのでしょう。船のスクリューで怪我をすることも多いみたいなのでそのせいかな?かわいそうに・・・

まだ赤ちゃんでミルクしか飲まないため、哺乳ビンでミルクをもらっていました。うへーっ、カワイー!

なんか、のそーっとしています。抱きマクラにしたらぴったりしそうな感じです。

何でも妊娠期間は1年を越え、子育て期間は数年。子供は1匹ずつ、おまけに超のんびりした性格で簡単に捕まってしまうとの事。なんとも絶滅しやすそうな・・・

とりあえずは500リットル水タンクで飼われていましたが、すぐにマナウスの野生動物保護センターに送られるとの事でした。

飛行機で送るつもりらしいので「水タンクどうするの?あんな小さな飛行機じゃのらないでしょ?」と聞くと
「肺呼吸の哺乳類だから水に入っていなくても大丈夫なんだよ。乾かないようにジョンソンのベビーオイルを塗って、ひざに抱えていけばいいんだ」との事。

うわー。ひざに乗っけてオイル塗って運びたいー!!!!!
ひ、飛行機代払うから運ばしてー!!

ヒョウのマニコレ君を自宅でしばらく保護していたことがあるけど、マナティーのマナコレ君(←勝手に命名)の方がおとなしくていいかも。マニコレ君には引掻かれたからなあ。

さて、ついでに、ジュゴンとマナティーの違いってなんだ?と思い、調べてみました。

どうもアフリカからアジア、オーストラリアにかけているのがジュゴン。北中南米(カリブ海含む)にいるのがマナティーのようです。

大体同じみたいですが、どうも尻尾の形が違うらしい。
ジュゴンはイルカみたいに2つに別れていて、マナティーはシャモジやウチワのように1つだそうです。

確かにIBAMAにいたのは尻尾がウチワみたいだった。
アマゾンマナティー Trichechus inunguisという種類ですね。これは。

その後、数日してまた写真を撮ろうと思って行ったら既にマナウスに送られていた。
がーん
がーん
がーん
がーん

しかも、結局マナウスからIBAMAの人が来なくて、たまたまその日の飛行機に乗っていた人に世話を頼んでマナウスまで運んだとの事。しまったー!飛行機代払ってでも本当に連れて行かせてって言っときゃ良かった。くーっ。

本当にジョンソンのベビーオイルを塗って濡れタオルに包んで行ったとのこと。あーっ、連れて行きたかったなあ。
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